アリスソフトのシナリオの書き方は相変わらず面白い。
ランス9では、正史ルートの他に、7人ヒロインのエンディングもある。
一般的なゲームであれば、ヒロインエンディングはサイドストーリー扱いで、続編ではなかったことにされる。
しかし、ランス9では、ヒロインエンドを見ることによって、
正史エンドに変化が行われ、結末はなんらかの形で正史にもなる。
何がいいかというと、プレイヤーが選んだ選択で得た感動は否定されなかったからだ。
例えば、志津香が本作で抱えていた問題はランス6から続いた問題で、
個別ルートではようやく解決になったが、正史ルートでは解決にはならなかった。
ここで、続編は個別ルートをなかったことにしたら、また同じものを提供しなければならないか、プレイヤーが望まない別の結末が用意される可能性がある。
そうなったら、当ゲームでやったことが無意味になってしまい、プレイヤーの反感を得ることになるのだ。
Eushully社の場合、色んな結末はパラレルワールドとして続編に存在する。
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